実績と絆

故人様らしく旅立つための〜ラストメイク〜

2021年6月4日

数年前、映画「おくりびと」で納棺師が主人公として描かれましたが、その納棺師が行う仕事が「ラストメイク」です。一言で表すと、亡くなられた方にメイクや生前愛用していた服の着付けで身支度を整えることです。

 

実際には当社の葬儀での約50%の御葬家様から、ラストメイクのご依頼を頂いており、その全てのご家族から「お願いしてよかった」という声を頂いております。

 

生前の闘病期間や直接の死因によっては、ご逝去後の表情やお姿が生前と変わってしまう場合もしばしあります。しかし、故人の最後のその表情やお姿というのは、ご家族だけではなく葬儀に参列されてお別れを行う故人の関係者の方々にも、葬儀のその後もずっと残るものです。ご家族・ご友人との最期のお別れを思い出深いものにするため、また、故人様の尊厳を守る意味でも、ラストメイクは大変重要なものになります。

 

ラストメイクを施されたほとんどのご家族は、「こんなに綺麗にしていただいてありがとうございます」「まるで眠っているみたいで普通に起きてきそうですね」そのように言っていただけます。涙を流しながらいつまでも嬉しそうに故人に話かけておられるご家族にもよくお目にかかります。

 

生前のお写真をもとに、派手なメイクではなく、ごく自然なメイクを施し、更には生前最も着ていた普段着やお気に入りの洋服、男性ではスーツにネクタイ、女性では和装に実際着替えて頂いて、生前のお姿を思い出していただけるよう心がけております。実際にメイクやお着替え直後、本来のお姿に戻った故人様を目にしたご家族様が、故人様を囲んでご生前の様々な思い出話を繰り広げられる場面も多々あります。ラストメイクは、家族、会葬者全ての方々と故人との思い出を少しでも多く引き出し、そして美しいものにするために、薦めさせて頂いております。


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