【社長コラム102】善の善なるものにあらず～本当のビジネスの勝利～

昨夜、葬儀のご依頼があった。
そのお客様からお葬式のご指名を頂くのは６度目だった。
その方のご家族のほか、ご兄弟やその親族まで、
ご不幸のたびに当社をご指名頂いている。
続く身内のご不幸に、お悔やみを申し上げるとともに、
当社への高い信頼に、改めて襟を正す思いだ。
葬儀の依頼を受ける・・・
このために各葬儀社はチラシを配ったり
会員を勧誘したり、
イベントを開催したりしている。
ネットの広告に数千万円を投じたり、
価格競争に勝つためシノギを削る。
だが、ビジネスは、請負いすることが勝利ではないはずだ。
企業はお客様から「愛され、信頼される」ということが、究極の勝利だ。
ビジネスの戦いとは「消費者・顧客獲得の戦い」である。
お客様が満足すれば、またご指名頂き、
さらに満足は何倍ともなって人に伝わる。
孫子は伝う。
戦い勝ちて、天下、善なりというも、善の善なるものにあらず
競争に打ち勝ち、世間一般でいう成功は、本当の成功、勝利とは言えない。
そのときは請負いがあった、売上もあったとしても、
その後にも結果が続くことが、企業が永続する勝ち方だ。
地域でお客様から強い信頼を頂くために、
全てのお葬式に対し、真摯な態度で臨んでいきたい。

株式会社ヨコカワ 横川英士
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