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【社長コラム125】三十六計、走るを上計と為す ~経営と現場の狭間に~

2019年6月18日
【社長コラム125】三十六計、走るを上計と為す ~経営と現場の狭間に~

隣接している街に鉄道会社がオーナーの葬儀場があった。
県東部にも大きな式場を有し、そこそこ稼働はしている、とは聞いていたが、
この度、大手互助会に売却するという噂を聞いた。
決して資金繰りに困っているわけではないだろう。
規模縮小、単価下落が続く葬儀市場に見切りをつけて、
オーナー会社が事業撤退の判断を下したと思われる。
悪く言えば捨てて逃げ出した、ということになるが、経営ではそれも良しとする。
兵法も同じで、
三十六計、走るを上計と為(な)す
(軍略には三十六計あるが、そのなかで逃げて身を全くするのが、第一の良計である)
とある。
まあそれは分かるののだが、
葬儀の仕事に夢と誇りをもって携わっている者にとっては、
暑くなったところで、冬服を脱ぐ捨てるように、
「儲からないや」と思って葬儀の仕事を辞めてしまうのは、とても残念に思える。
ITリテラシーの高いお兄ちゃんたちが、ポータルサイトを膨らませて高値で売却するのと同じで、
「事業」を株のように売ったり、買ったりするのは、資本市場では常識なことなのだろう。
だが、家族を喪った遺族をまじかに見て、
その後のお付き合いを大切に続けている地域の零細葬儀経営者にとっては、
何かやるせない気持ちもさせられる。

株式会社ヨコカワ 代表取締役 横川英士
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