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《社長コラム》葬儀社は僧侶と遺族の架け橋になりえるのか?

2014年8月25日
《社長コラム》葬儀社は僧侶と遺族の架け橋になりえるのか?

このblogでも報告したとおり、
行田市佛教会主催による『葬儀を考える会』が
7月に弊社家族葬専用式場で開催された

行田市内の僧侶と地元の葬儀社が
近年変貌激しい「葬送のカタチ」について
情報交換を目的に意見を話し合われる貴重な会となった。

一般の人からすれば
同じ「業界」の人たちの集まりなんだから何ら珍しくないと思われるかもしれない。
だが不動産屋と建設会社、銀行が集って「住宅事情」の展望を話し合うのとは違う。
なんといってもお坊さんは「宗教者」なのだから
ビジネスライクのようにはいかないのである。
しかも葬儀屋がお坊さんたちと同じテーブルについて意見を申し上げる、ということは
葬儀社の立場としてはとても恐縮せざえるえないことなのだ。
だから、このような機会に声をかけて頂いた佛教会の方々には感謝している。

さて、話し合いでは最近急速に進む葬儀の簡素化、
とくに家族葬について、地元の葬儀社からその実情の説明を求められた。
これだけ家族葬が拡大していったのは
経済的な事情もさることながら、静かに見送りたいため「人付き合い」の煩わしさから解放されたい、
という要望が強かったからだと答えた。
このことに寺院側からは、社会との「地縁」が薄くなり、葬式の意義が喪われつつあることに嘆く声があがった。
とはいえ時代の流れともに慣習や様式が変化していくことに逆らえず、寺(僧侶)側もそれなりに順応していかなければならない、という意見もでた。

他にも遺族たちの「お寺」や「お坊さん」たちに対する感情や
檀家さんたちは、どのようなことを「お寺」に求めているのか、ということを尋ねられた。
そして遺族の皆さんが悩むことに「お布施」のことが多いことを伝えると
実はお坊さんたちも「お布施」のことは悩ましいことなんだ、ということを聞かされた。
対価があるものではないので「いくらですか?」と聞かれて「○○円です」と答えるわけにもいかず
かといってお坊さんたちも家庭があり生活がかかっている。
そのジレンマがあることを話してくれた。
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立場的に大変な面もあるお坊さんたちだが
簡略化が極端に進む現在の葬儀事情を鑑みると
宗教儀礼として、または仏教を司る者として、どうしても譲れない部分もあり、
全て檀家(遺族)の要望を受け入れることはできない、という意見も多い。

実は葬式の「やり方」は各寺院や僧侶のよってまちまち。
A寺はOKでもB寺はNG、ということもしばしば。
いざお葬式となったときに、遺族側の要望が受け入れられず、トラブルの原因になることも…。

大事な家族を亡くしたとき、無用な心労は避けたい。
それには事前に、自分の寺院の「葬送のやり方」を知っておくことが必要だ。
地元葬儀社である行田セレモニースタッフは、
行田の寺院ごとの「葬式手順」について精通している。
とくに今回の佛教会との会議によって、
どの僧侶のどのような点を気をつけなければならないか、とより詳しく知ることができた。

葬儀のことをそろそろと考え始めた方、
とくに家族葬のように「小さなお葬式」を希望している方は、
今度の無料相談会にて当社スタッフから事前の確認をしておくことをお薦めしている。

家族葬 無料相談会・式場見学会
第1回 8月31日(日)
第2回 9月6日(土)
ともに会場は
家族葬専用式場ファミール行田〔駅前ハウス〕
午前10時から14時の間なら
予約不要でいつでも来場OKです。

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株式会社ヨコカワ
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