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【社長コラム】会社視察に行ってきました

2016年7月12日
【社長コラム】会社視察に行ってきました

3K(きつい・汚い・危険)と呼ばれる不人気業種でありながら
就職希望者が殺到している会社がある――。

働く社員が誇りを感じ、
地域から支持されて業績をあげている栃木の産廃業者、
その名も株式会社 真田ジャパン
今日はその会社の視察に那須塩原へ行ってきました。
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毎日洗車されるピカピカのパッカー車で
黄色いシャツに蝶ネクタイの作業員が
ゴミを回収する姿を以前経済ニュース番組で見たことはあった。
常識を覆す会社方針に当時は驚いたものだった。

町でごみ収集する祖父の姿を見た孫から
恥ずかしいから仕事を辞めてと言われた・・・
当時、社員からの聞いたその言葉が
社長を経営革新に向わせるきっかけとなったという。

きつい、怖い、暗い・・・の3K。
世間から忌み嫌われ、家族が恥ずかしい思いを抱く仕事・・・
似ている。自分が今いる葬儀業界と。

葬祭業と同じ、不人気業種でありながら
社員が誇りをもてる会社とはどんなことをしているのか・・・
そしてそこの社長はどんな人なのか・・・
今日はそんな高い関心をもって訪問させて頂きました。
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早朝7時30分。
元気のいい挨拶を皮切りに朝礼が始まりました。
順番づつスピーチをする社員の皆さん。
よし、今日もがんばるぞ――
そんな意気込みが伝わるくらい、
全員の顔が夏の朝日を浴びて輝いて見えました。
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朝礼が終わると、早速現場作業に移ります。
夏期のため、噂の黄色いシャツ姿ではありませんでしたが
ピンク色のシャツを着て黙々と仕事に従事しています。
驚いたのが作業場の環境。
産廃処理場とは思えないくらい、清掃が行き届いており
独特の臭いもありません。
会社の一貫性、社員さんの徹底振りの証拠です。
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社員さんから直接、お話も聞くことができました。
会社に入ったいきさつから始まり
自分が大きく変わったこと、
それは社長を筆頭に皆が温かく、親身になって関わってくれることを
共通しておしゃっていました。
「うちの会社は派閥・イジメが禁止なんです」
「社長が本気になって怒り、胸ぐらを掴まれたこともあります」
「屋上に風呂がある真田ビルを建てようと社長と約束したんです」
「この会社で本当の男の格好良さを知りました」
たくさんのエピソードが次々と出てきます。
社員さんが家庭に帰っても、会社の良さを伝えていることも本当のようです。

感動したのは、皆さん、本当にこの会社のことが好きだということ。
そして「この会社で働けてよかった」と思える会社づくりを
全員一丸となって取り組んでいることです。
これだけの社員がいる会社が
地域で高い支持を得られないわけがなく、
おのずと事業も発展していくのも頷けます。
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五月女社長からもお話を伺うこともできました。
社員を幸福にすること――「人の幸福」が会社の理念。
それを全ての判断基準にして事業を展開しているとのこと。
このわかりやすさ、共感しやすが、会社の勢いとなっているのでしょう。

ただ精神論だけでは、事業は発展しません。
五月女社長は業界のライフサイクルを見据え、数字を敏感に意識し、
次の手をどう打っていくか――戦略をもって経営の舵を握っている。
もちろんそれは社員たちに
「この会社で将来が成り立っていける」という安心を与えるためだ。
ブレない信念に感服する。

五月女社長のなにげなく言った一言が耳に残った。
「自分が死んで、あの世で先代(父親)に会ったときに、褒めてもらうために、今頑張っているんです」

社員が誇りを持てる会社とは
社長も誇りをもてる会社になるんだと
気づかせた言葉でした。

今回、貴重なお話をしてくれた五月女社長と真田ジャパンの社員の皆さんに
心から感謝申し上げます。

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