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【社長コラム】知の難きにあらず 知に処するは難きなり

2019年2月15日
【社長コラム】知の難きにあらず 知に処するは難きなり

当社では樹木葬の墓苑を販売しているので「墓じまい」や「永代供養墓」の相談も多い。
子供がいないご夫婦やお一人様であるため、お墓を継ぐ人がいないことが背景にあるのだ。
そこで現在日本が急激に人口減少を辿っていることを実感せざるを得ない。
少し前、人口減少による生活環境の変化を書いた本がベストセラーになった。
賛否両論あり、まあ半分が現実化することになるだろうけど、
供養業界に限っていえば、寺院の消滅や火葬場不足、そして葬儀の薄葬化が脅威である。
今、手を打たなければ未来は無いのであるが
葬儀社も寺院も墓石屋も仏壇店も
抜本的な対策が打てないで焦騒感だけがつのるばかりだ。
知の難(がた)きにあらず 知に処するは難きなり
知ることが難しいのではない、知ったことを活用し実行に移すことのほうが難しいのだ・・・
韓非子の言葉が耳に痛い。
自分も小さいながら会社を担っている立場上、
時流や経営の勉強を僅かながらもしているつもりだが
知識や情報はあってもなかなか成果に至っていないのが恥ずかしい。
変化、障害、抵抗に打ち勝つために「知識」を「決断」へ結びつける「勇気」が必要である。

株式会社ヨコカワ 横川英士
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