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【社長コラム】愛民は 煩わされる

2019年4月3日
【社長コラム】愛民は 煩わされる

今では地域の葬儀社がお客様に向かってイベントを催し、
景品を配ったり、旅行やレクレーションに招待するのは当たり前になった。
営業がしにくい葬儀社のわずかな宣伝告知なのだが、
ご存知のとおり、葬儀は人が亡くならないと発生しない仕事なので
すぐに成果、つまり売上に結びつくことはない。
つまりイベントに関わる経費や手間は全て持ち出しだ。
しかしお客様にとっては楽しく、喜ばしいことで反響はいい。
ゆえにイベントは継続し、かつまた拡大し続けることになる。
そして今やイベント疲れになっている地域の葬儀社も多い。
自分の会社も今月、多くの催しを予定しているが、
そこである警告を思いだした。
愛民は 煩(わずら)わされる
孫子が言うリーダーが陥りやすい5点の一つ。
思いやりや温情をかけ過ぎると、情にほだされ、手に負えなくなる、という意味で
解釈する人の立場によって「民」を当てはめてみるといい。
たとえば経営者だったら「従業員」。
政治家だったら「市民」。
そして会社だったら「お客様」となる。
企業にとって顧客は大切だが
喜ばせるだけではボランティアになってしまう。
イベントや催し物のなかに会社のカラーを、
もっとカッコよく言うならコンセプトを伝えなければ、
成果へ結びついていかない。
言い方が悪く聞こえるが、
そのことを腹にいれた、お客様との駆け引きが、必要となってくる。
残念ながら「いい人」「いい会社」だけでは経営はやっていけないのも事実である。

株式会社ヨコカワ 横川英士
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