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【社長コラム】商売は、お客様から投票をいただいているようなもの

2019年4月13日
【社長コラム】商売は、お客様から投票をいただいているようなもの

今日、近所の電気量販店に買物へ向かった。
土曜日のせいかフロアには店員がたくさんウロウロしていた。
自分に気が付くと皆「いらっせいませー(語尾は下げる)」と声をかけてくれるのだが
誰も目を合わせず元気がない。
そのせいか煌々と照明はついているのに店内はどことなくダルい空気だ。
ともかく本社の引っ越しで必要になったLANケーブルを求め探すが見当たらない。
近くにいた店員に尋ねると「あちらですね」と売り場の方向を指すだけで案内はしてくれなかった。
売り場に着くと何種類ものLANケーブルがあってどれを求めていいのかわからない。
しばらくパッケージを睨んでいたが、店員は誰も近寄ってこない。
店内を何人ものが「いらっせいませー」と亡霊のように徘徊しているのだが
自分の近くにはあえて避けているようだった。
声をかけて呼び寄せる気も失せたので、価格が高いほうがいいのだろうとテキトーに選別する。
レジで会計すると「ポイントカードはありますか」と聞かれたので「ない」と答えると
「つくりますか」とレジを打ちながら、やはり顔を視ずに尋ねる。
マニュアルどおりなのだろうな。「つくらない」と答えると「・・・」ノーリアクションだ。
そのまま、まるでトイレで用を済ましたような気分で店内をでる。
かつて安価を売りに街の電気店を蹂躙した家電量販店が
いまではネットショップの台頭で苦戦していると聞く。
リアル店舗として、せっかく客と直接、接する機会を得ながら、
これでは、長所を活かしてなくもったいなと思った。
今年、日本の長者番付になったユニクロの柳井会長が言っていた。
商売は、毎日お客様から投票をいただいているようなものですから、
お客様のためを思って活動しないと
企業にお客様が投票して下さるはすがない。

ユニクロの成長は、
社員全員がそのような考え方をもって、一途に実行できたからだと、柳井会長は続ける。
自分の会社の社員もお客様へそのような気持ちで接しているか、
今日の家電量販店の姿を他山の石にしながら、考えていきたい。

株式会社ヨコカワ 横川英士
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