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【社長コラム117】プロの条件とは ~今日の葬儀で思う~

2019年5月30日
【社長コラム117】プロの条件とは ~今日の葬儀で思う~

今日、お葬式の会場にお坊さんが来なかった現場があった。
その葬儀は事情により先に火葬してから、お寺で葬儀をあげることを家族が希望していた。
しかし火葬前に何としても読経をあげなくてはいけない、という住職の指導があったので、
家族だけでお見送りするカタチでの葬儀をとり行うことにした。
しかし、当日、定刻になっても住職が見えない。
担当者が不安になってお寺に連絡すると、これから出発するという。
しかし1時間経過しても見える様子もなく、何度か連絡しても誰にもつながることはなかった。
事故にでも遭られたのか心配になったので、別のスタッフがお寺まで確認に向かったが留守だった。
火葬場と連絡をし、ギリギリまで引き延ばしたが、もう限界だった。
遺族もシビレを切らしてしまったので、やむなく出棺し火葬場へ向かうことにする。
そして住職が到着したのは、火葬中。故人はすでに炉の中で荼毘にふしている最中だった。
担当者が斎場の職員に頼み込みこんで、火葬炉の前で読経をあげることになった。
いったん落ち着いたころ、奔走した担当者に向かって住職は事情を説明する。
あれからすぐに向かったが、違う会場に到着してしまった。
遺族もスタッフもいなかったが、しばらくそこで待機していたという。
彼は、その会場に当社のスタッフがいなかったことを責めた。
その日、やきもきする遺族に気を使い、時間に厳しい斎場職員にも頼み込み、
住職の事故の心配までした担当者に向かって労うことも謝罪もない。
葬儀の日時も住職が指定したものだった。
そして前日には担当者が、日時と会場を明記した予定表も届けて伝えていた。
しかし定時になっても住職はお寺にいた。
そして勘違いした会場に到着しても問合せは一切してこなかった。
これまでのいきさつ全て、遺族の皆さんは存じ上げている。
読経をあげる住職の背中を、家族はどんな気持ちで眺めるのか。
住職はどんな気持ちでお布施をいただくのか。
月刊誌「致知」の藤原秀昭編集長が著書で『プロの条件』を書いていた。
第一に、自分で高い目標を立てられる
第二に、約束を守る
第三に、準備をする
第四に、進んで代償を支払おうとする気持ちをもっている

仕事をすることによって報酬を得ている人は、妥協せず、仕事への高い目標を掲げる。
信頼を頂いている以上、約束したことは必ず達する。弁明をしてやり過ごさない。
絶対に失敗は許さないという責任を課しているので、準備に準備を重ねる。
プロとして能力を高めるために、時間とお金と努力を惜しまない。犠牲をいとわない。
・・・これ以上、ここに書き込むと、現場で当社のスタッフに迷惑がかかるので控えるが、
われわれは、葬儀のプロとして、上記の条件は、絶対充たしていこうと心がけている。

株式会社ヨコカワ 代表取締役 横川英士
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