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【社長コラム139】歴史というものは円周の軌跡をたどる~仏教の行く末~

2019年7月11日
【社長コラム139】歴史というものは円周の軌跡をたどる~仏教の行く末~

今日は行田で毎月恒例の「事前相談会」の開催日だった。
葬儀の相談は毎日受付しているが、
この日は終活クラブファミールの入会金が半額になる、とうことで、
開場と同時に絶えることなく、来場者が見えて頂いた。
一時は相談者が溢れたので自分も応援に駆け付けるほどだった。
相談に要する時間は、一組に30分以上。
それだけ相談される方は真剣で、こちらも丁寧に、納得するまでお答えする。
そのかいあって、皆さん不安が払しょくされると安心してご入会して頂いた。
さて最近とくに相談が多いのが、お墓のことだ。
先祖代々のお墓があるが、後継ぎがいない。そこで墓じまいしようとするが、
菩提寺の住職が高額な離檀料を請求してきた、とか、
自分のためにお墓の区画を買ってしまったが、
仏様が世話になっていないのに、
毎年の管理料や寄付を要求されてくることに納得がいかない、といったことだ。
ちなみに「お墓を買う」というのは間違いで、
永代供養といって、その区画を「借りている」ことになる。
つまりお寺さんと檀家さんの関係は、アパートの大家と賃貸人のようなものだ。
ただ違うのは、それを仲介(管理)する不動産屋がいないということ。
つまり、我々葬儀社は、お寺さんと檀家である相談者の仲裁に入ることは出来ない。
せいぜい、知っている事例を伝えるしかなく、
プラベートなことなので、相談者自身で解決するしかないのだ。
(アドバイスするとお坊さんに怒られるので・・・実際に離檀を扇動したとクレームの電話をもらったこともある)
葬儀社は客観的にお寺、つまり仏教に接する機会が多いので思うのだが、
日本の仏教はいま、最終地点に来ているのではないか、ということだ。
(こんなことを書くとまた、お坊さんに怒られるのだが・・・)
聖徳太子が日本に仏教を持ち込んで以来、
日本古来の神式と融合されたり、政治的に使われたりして今に至った仏教は、日本独自のスタイルだ。
くしくも本願寺の大谷暢順法主が
歴史というものは円周の軌跡をたどる
と言っていたが、日本の仏教の歴史も何度が円をグルッと回ってきて
今また、最後尾にきて変わる時に至っているのではないのか。
それにより、これから新しい「日本の仏教」が誕生するような気配がする。
もちろんそれに伴い、人の供養のやり方も変わり、
葬儀社もサービスをシフトしてしていかなければならない。
できれば将来について、お坊さんと一緒に善後策を考えていきたいと願うのである。

株式会社ヨコカワ 代表取締役 横川英士
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