• Home
  • ファミールブログ

ファミールブログ

【社長コラム151】お客様を教育していく ~スタンダードをつくる~

2019年7月30日
【社長コラム151】お客様を教育していく ~スタンダードをつくる~

家族が亡くなれば、自宅へ連れて帰って、親戚、近所、会社関係に訃報を伝える。
葬儀では、ご近所のお手伝いを頂きながら、お通夜と告別式を行う。
会場には各方面から送ってもらった供花が並び、
大きな白木の輿と、波打つようなデザインの生花が載った祭壇前には
僧侶が厳かに座り、お経を唱える。
司会者が故人のプロフィールを披露したのち焼香が始まり、
遺族は並ぶ会勝者に丁寧に頭をさげて見送る・・・
少し前まで、それが葬儀の「普通」のカタチだった。
誰もが、疑うこともなく受け入れてきた「スタンダード」だった。
ところが、今は違う。
お客様である買い手市場、つまりお客主導で葬儀のカタチが選べるようになった。
そのおかげで今や葬儀は個人、家族によって様々。
よく言えば「100人いれば100通りのお葬式」だが、悪くいえば「勝手で自由で無秩序」。
これまでお客様の希望をきいて、葬儀を請け負うのが当社の基本スタンスだった。
しかし、それでは最終的にはお客様のためにはならないこともある。
たとえば「お葬式なんていらない」と、火葬だけで済ませてしまう方もいる。
だがその後、「あれで故人は無事に冥福できているのだろうか」と後悔することも多い。
たとえこちらが売り手であっても、お客様のイエスマンになってはいけない。
あるコンサルタントが言っていた。
・・・流行や買い方はお客様が決めると思われていますが、実際はそうではなく、
買い方というのは売り手側が設計して、お客様を教育していく必要があります・
・・
つまり、お客様にスタンダードがないならば、
売り手のスタンダードをお客様のスタンダードにしていく。
それによって売り手側も買い手側も満足度を上げていくのが、
情報が氾濫し、選択肢が多い現在の商売のやり方なのだろう。
初め「お客様を教育する」なんて、どれだけ上から目線なんだ、と思ったが、
お客様のことを思ってのことだと、自信をもってあたれば誠意は伝わるのだろうと思う。

株式会社ヨコカワ 代表取締役 横川英士
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
行田市お葬式なら 行田セレモニー
大型葬から家族葬まで 総合葬儀式場 行田セレモニー会館
小さくてあたたかい 家族葬専門ファミール行田〔駅前ハウス〕〔あらまちルーム〕
熊谷唯一の専門式場 家族葬専門ファミール熊谷〔家族ルーム〕
テレビで話題になった 樹木葬墓苑ファミール常慶院
便利で使いやすい 公営式場 行田市斎場
熊谷市民はおなじみ 公営式場 メモリアル彩雲
イベントやコラムを発信 お葬式のヨコカワ通信


閉じる