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【社長コラム157】邯鄲の夢 ~廃業した葬儀屋の回顧~

2019年9月11日
【社長コラム157】邯鄲の夢 ~廃業した葬儀屋の回顧~
季刊の宗教ジャーナル雑誌「宗教問題」。
今季の特集は「葬儀社大倒産時代」。
のっぴきならぬ特集に乗せられ拝読する。
宗教問題 27:葬儀社大倒産時代

興味深い記事が掲載されていたが、
とくに気になったのが「廃業した元・葬儀屋の独白」のページ。
大阪でバブル期の葬儀業界を経過し、4年前に廃業した66歳の男。
現在の質素で小さい葬儀の潮流は、変化したのではなく、元に戻ったのだ、という。
バブル期という好景気によって重厚長大な葬儀のカタチが作られただけで、
単に多くの日本人が、葬儀にお金を使わなくなった、というのが持論。
なるほど、確かに、大きな生花祭壇を飾り、
大勢の会葬者を迎えるという葬儀が、普通の家庭の家で行われるようになったのは、
あの時代から始まった気がする。
いつの間にかそれがスタンダードになって、
既存の葬儀屋もそれをビジネスモデルにしてしまった。
あれから20年以上経てやっとそれが「異常だった」のに気がつく。
彼は言う。
「零細の自営業者などですと、200万、300万といった単価の葬儀を月に一つか二つ受ければ、十分に生活できている事実がありました。(中略)バブル景気という運に乗って上昇し、その後もその残り香のようなものを利用して、ずいぶん適当な商売をしてきたなという自覚があります」
バブルがはじけた当時、たくさんの企業が倒産、廃業した。
葬儀業界に今、遅れてバブル崩壊がやってきたのかもしれない。
それにしても、この業界は何でも時代に遅れているなあと思うのである。

株式会社ヨコカワ 代表取締役 横川英士
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