実績と絆

【熊谷・火葬式】叔父の葬儀を任されて・・・ 熊谷市原島I様

2023年9月29日

独身の父の弟が亡くなった・・・熊谷警察から連絡があったのは深夜だった。
父が亡くなってもうかなりたち、叔父とも疎遠となっていた。
あちこちに借金をして兄弟に迷惑をかけいた・・・生前の叔父の行動が疎遠の理由だった。
しかし父の兄弟もなく、甥である自分が面倒をみなくてはならない立場であったので、警察から連絡がきたのである。

熊谷警察署の近くに、ファミール熊谷の式場があったのがファミールさんに問い合わせたきっかけだった。
深夜にも関わらず、電話先の係員は丁寧に対応して頂き、
こちらの事情を察すると、私どもに負担にならないプランを提案してくれました。

それが火葬だけの火葬式、いわゆる直葬(ちょくそう)と言われる葬儀でした。

とり急ぎ熊谷警察署から叔父をファミール熊谷の安置室へ移送し安置してもらってから、
細かいダンドリや手続きの説明を受け、翌日には火葬をすることになりました。

火葬当日、火葬場であるメモリアル彩雲に集まったのは自分を含めわずか3人。
正直、無理やり押し付けられた叔父の葬儀だったので、ふてくされた態度があったかもしれません。
しかしファミールのスタッフさんは、「せっかくですからお別れの言葉をかけてみませんか」と、棺の蓋を開けて対面を薦めてくれました。
叔父の死に顔を見ていたら、兄弟だからでしょう父の面影が浮かびあがり、
そして同時に生前叔父が幼かった自分を可愛がってくれたこと思い出しました。
やがて火葬が終了し、お骨になった叔父の姿を見たとき、自然と涙がこぼれてきて、
「叔父さん、ありがとう」という感謝の気持ちが湧いてきたのです。

あのとき叔父の顔を見なければ、きっとこのような感情の変化は起きなかったでしょう。
いまでは父の墓の横に眠る叔父に対し、手を合わせて冥福を祈っています。
やむえない事情で火葬式となりましたが、ファミールのスタッフさんお声がけで、満足のいくお葬式になりました。
きっと叔父も許してくれていると思います。


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