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お葬式と終活の豆知識

埼玉県熊谷市のお葬式|香典へのお礼とは?香典返しの相場やお礼状の例文も紹介しています!

2021年12月9日

お通夜や葬儀・告別式で香典を受け取った場合、喪主側からお礼をする必要があります。今回は、香典のお礼マナーや、お礼状の例文、気を付けておきたいポイントなどを紹介していきます。

 

香典へのお礼の仕方

熊谷市 香典 香典返し お礼状

香典へのお礼は、主に当日返し後返しがあります。本来ですと、四十九日の忌明けを迎えた際に法要でお礼を贈りますが、葬儀の当日にお礼を渡すことも増えています。当日返しの場合は、葬儀社にて印刷済みのお礼状を用意してもらえることが多いです。後返しの場合は、状況に応じたお礼状を添えて、感謝を伝えます。

香典返しとは?

香典返しとは、お通夜や葬儀・告別式で頂いた香典への「お返し」のことです。葬儀がつつがなく終わったことのお知らせと先方へのお礼を兼ねています。また、現金をいただく香典とは異なり、適切な品物を選んで先方に贈るため、品物は失礼のないよう選ぶ必要があります。

香典返しを贈る時期

仏教の場合、香典返しは四十九日の法要が終わった頃に贈ります。遺族は一連の葬儀が終わったことを伝えるとともに、賜った厚意に感謝して香典返しを贈るのが習わしです。

 

四十九日の法要後は速やかに贈る手配を進めて構いませんが、香典返しは「不祝儀(ぶしゅうぎ)」に当たることには注意しましょう。年始やお祝い事に重ならないように贈るようにしなければなりません。

また、宗教や宗派による違いに注意しましょう。例えば、神道なら命日から50日目の「50日祭」後に贈るのがマナーです。一方、キリスト教の場合は、カトリックなら「追悼ミサ」から1カ月以内、プロテスタントなら「召天記念日」から1カ月以内に贈るようにしましょう。故人の信仰により香典返しの時期も異なるため、しっかりと確認しておきましょう。

当日返しの方法

近年は香典返しの負担から、お通夜や葬儀の時点で香典返しをする人も増えていますが、誰からどれほどの香典をいただいたのか確認できないため、全員に同じ品物に揃えるのが一般的です。

 

手渡しによって配送料や配送の手間がかからないことが、当日返しのメリットです。遠方の人が多い場合、配送料がかさむうえ、住所を記入する手間もかかります。また、当日返しの場合は、葬儀社にて印刷済みのお礼状を用意してもらえることが多いです。このような負担が一切無い当日返しは、忙しい遺族にとっては利用しやすいでしょう。

 

香典返しの商品の選び方

香典返しの相場は?

香典返しでは、頂いた香典の半額程度の「半返し」が妥当といわれています。10,000円の香典をくださった人には、5,000円程度の品物をお返ししましょう。その場合、厳密に半額にこだわる必要はありませんので、大体の金額でお贈りしても大丈夫です。

 

また、故人と親密な人のなかには、数万~数十万円もの高額な香典をくださる人もいるのではないでしょうか。その場合には、互いに負担が大きくなってしまうため、1/3~1/4程度の品物をお返しすれば問題ありません。その際には、丁寧にお礼を述べ、感謝の気持ちを伝えるといいでしょう。

 

香典返しにおすすめの商品は?

古来からの習慣で、不祝儀をあとに残さない、という考えがあるため、香典返しには「消え物」がよいとされます。海苔やコーヒー、お茶などを選ぶと無難でしょう。しかし、消え物で注意したいのが消費期限です。期限まで1~2カ月程度余裕のある物を選ぶと相手が急いで消費せずに済むでしょう。食べ物以外では、石鹸や洗剤も人気です。実用性があり、いくつあっても困らないので有益な贈りものとなります。

 

また、消え物ではありませんが、タオルも香典返しで人気です。タオルを贈ることは、「悲しみを拭い去る」「悲しみを包み込む」という暗喩になるため、意にかなっているといえるでしょう。

 

そのほかに、近年特に人気があるのが「ギフトカタログ」です。受け取った人がカタログのなかから好きな品を選べるため、贈る側が品物についてあれこれと悩む必要がありません。もらう側も欲しいものを選べるため、互いに満足のいく香典返しとなります。

 

香典返しで避けた方がよい商品は?

まず避けたいのが、「四つ足生臭物」と呼ばれるものです。古来より仏教では肉や魚はタブーとされてきたため、香典返しとしては、あまりよくないと考える人も多いでしょう。しかし、近年はしきたりも緩くなっており、故人が特別好きだった物などに関しては贈ってよしとする

 

また、弔事の贈り物ですから、慶事に使われる物も贈らないようにします。具体的には、昆布や鰹節は香典返しにふさわしくありません。

 

さらに、金額や商品券など額面がはっきりと分かるものは、香典返しとしては品が無く、マナー違反と見なされます。また、足が早いもの、明らかに好みに反する物などを贈るのも失礼に当たるでしょう。

 

香典返しのお礼状マナー

香典返しには、お礼状を添えるのがマナーです。一連の儀式が滞りなく終わったこと、賜ったご厚意への感謝など伝えましょう。家族葬などで葬儀案内を送らなかった場合には、欠礼についてのお詫びも必要です。

季節の挨拶は入れない

お礼状では、主題となる事柄を明瞭に記載するのが大切です。時候や時下の挨拶を入れる必要はありません。頭語と結語に関しては、あってもなくても良いとされています。ただし、書き始めに「拝啓」を入れた場合は、必ず「敬具」で結ぶのを忘れないでください。

句読点を使わない

お礼状では句読点を入れません。句読点は、文章の流れを区切り、止めるものであるため、法事が滞りなく終わるようにという願いを込めて使わない。また、縦書きの手紙には句読点をもともと使わない風習があった。

忌み言葉は使わない

不幸せが続くことや、不吉なできごとを想起させる忌み言葉を使用することは避けましょう。「くれぐれ」「たびたび」といった重ね言葉や、「再度」「続く」などの繰り返しの言葉は使用しないようにしましょう。他に、死を連想させる「4」や苦しみを連想させる「9」を始めとした数字も忌み言葉に含まれています。

使用する用紙や封筒

お礼状を作成するときは、用紙を1枚と、一重で無地の白封筒を準備しましょう。二重のものは「重なる」=「不祝儀が重なる」ことを想起させるため、避けるのが基本です。用紙には、和紙の一種である奉書紙を使うのが古くからの風習ですが、近年はハガキのようなカード用紙を取り入れることが増えています。また、手書きではなく、商品を注文したお店で準備してくれた定型文型のお礼状を渡すことも一般的になっています。

宗教・宗派や地域に対応した言葉を使う

宗教や宗派、地域によって使用する言葉は異なります。仏教では、「忌明法要」や「四十九日法要」が挙げられますが、日本の西側では「満中陰法要」と呼ぶこともあるようです。神教においては「五十日祭」、キリスト教カトリックは「追悼ミサ」、プロテスタントは「記念式(記念会)」と、忌明けの法要を表します。キリスト教には香典返しの風習はなく、日本の習慣に合わせてお返しを準備するようになったようです。

香典のお礼状の例文

仏教のお礼状の例文

謹啓

亡夫〇〇の葬儀におきましては お忙しい中にもかかわらず 丁寧なご芳志を賜り 深く御礼申し上げます 皆様のお力添えにより 四十九日の法要を無事に終えられました 供養のしるしとして ささやかな品をお届けいたしますので ご受納いただければ幸いです 略儀ではありますが 書中をもってご挨拶に代えさせていただきます

敬白

令和○年○月○日

〇〇〇〇(差出人の名前)

親族一同

神道のお礼状の例文

謹啓

亡夫〇〇の葬儀におきましては 丁寧なご厚情を賜り 誠に御礼申し上げます 皆様のお力添えにより 滞りなく五十日祭を済ませられました 偲草のしるしとして ささやかな品をお贈りいたします お納めいただけると幸いです 本来であればお伺いした上で御礼申し上げるべきところ 失礼ではありますが 書中をもってご挨拶に代えさせていただきます
敬白

令和○年○月○日

〇〇〇〇(差出人の名前)

親族一同

キリスト教のお礼状の例文

謹啓

先般 亡夫〇〇の召天におきましては ご厚情を賜り深く御礼申し上げます 皆様のお力添えにより ○月○日に滞りなく昇天記念日の追悼ミサ(記念式)を終えられました 偲草のしるしに ささやかな品をお贈りいたします お納めいただければ幸いです 略儀にはなりますが 書中をもちましてご挨拶に代えさせていただきます

敬白

令和○年○月○日

〇〇〇〇(差出人の名前)

親族一同

宗教を問わないお礼状の例文

拝啓

先般 亡夫〇〇の永眠におきましては たくさんのご厚情を賜り 深く御礼申し上げます ○月○日に滞りなく納骨を終えられました つきましては ささやかにはなりますが お礼の品をお贈りします ご受納いただければ幸いです 本来ならお伺いすべきところですが 失礼ながら書中をもってご挨拶に代えさせていただきます

令和○年○月○日

〇〇〇〇(差出人の名前)

親族一同

電話でお礼を伝える場合の例文

電話は、相手と会ってお礼を伝えるのに次いで、丁寧なお礼の仕方です。遅くても、葬儀の次の日までには連絡をしましょう。電話をする際には、①香典をもらったことへの感謝②無事に葬儀を済ませたこと③本来なら会って感謝の気持ちを伝えるべきことの3点を伝えるようにしましょう。

例文

こんにちは、〇〇です。先日の葬儀では香典をいただき、ありがとうございます。何ごともなく、無事に葬儀を済ませられました。本当なら伺ってお礼を言いたいのですが、いろいろと立て込んで時間がかかりそうなので、ひとまず電話をさせていただきました。また落ち着いたら、改めてご連絡したいと思います。
例文を基本に、間柄に応じて語尾を変えると、違和感なく相手にお礼を伝えられるのではないでしょうか。また「家族の様子はどうか」「看取ったときの様子はどうだったか」など、詳細を聞かれることもあるため、事前に答えを考えておくと安心です。

メールでお礼を伝える場合の例文

本来、メールでのお礼はマナー違反とされることが多いため、避けるのが無難です。ただし、親しい人なら、メールでお礼状を送っても問題ないことがあります。また、同僚から連名で香典をもらった場合、お礼状を送る人数が多くなりますので、みんなで小分けにできるお菓子を贈り、メールでお礼を伝えても差し支えありません。
メールの件名には「香典の御礼」や「葬儀ご参列の御礼」などと記載します。また、最初にお礼のメールを出し、後から改めて口頭で感謝の気持ちを伝えたり、お礼状を郵送したりする方法もあるので、相手に合わせて検討しましょう。

例文

件名:葬儀ご参列の御礼
本文:
〇〇様この度は 亡父の葬儀におきまして たくさんのご厚情をいただき 御礼申し上げます 忌引き休暇中には 皆様にお手数をかけることになり申し訳ありませんでした 皆様のお力添えにより滞りなく葬儀を済ませ 明日より職場に復帰する予定です 失礼ながら まずはメールをもって御礼とご挨拶に代えさせていただきます〇〇〇〇(あなたの名前)
香典返しは、故人を悼んでくれた人への感謝の気持ちを表わすものです。マナーを守りしっかりと香典返しを行うことで、故人を悼んでくれた人への感謝の気持ちを表すことができるでしょう。

 

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