• Home
  • お葬式と終活の豆知識

お葬式と終活の豆知識

埼玉県熊谷市の終活|今話題の生前整理!デジタル遺品はちゃんと整理できてる?

2021年11月25日

現代では、電子機器の普及とともにデジタル終活が浸透しています。生前整理をする際には、日々活用しているデジタル遺品を整理しておくと安心です。今回は、デジタル遺品とは何か、整理方法は何があるかをご紹介していきます!

デジタル遺品とは?

埼玉県熊谷市 デジタル遺品

デジタル遺品とは、故人のスマートフォンやパソコンなどに残された写真などのデータのことです。電子機器の普及とともに、デジタル終活という言葉も浸透しています。

デジタル遺品の生前整理は何のためにやるの?

生前に整理をすることで、スマートフォンやパソコン内に残っている見られたくない画像や動画が自分の死後に発見されるのを防ぐことができます。
また、デジタル遺品を含む生前整理は、自分の人生を振り返る良い機会でもあります。生きているうちに整理をすることにより、何か気づきを得たり、今後の人生の生き方を改めて考えたりできるかもしれません。

現代ならではのデジタル終活

終活とは、人生の終わりを見据えて身辺整理や遺言書・お葬式の準備など、最終章の人生設計に取り組む活動のこと。デジタル終活もその一環で、「データを含む電子機器の死後の取り扱いを生前に決める」といった意味を持ちます。

 

終活と聞くと高齢者という印象があるかもしれませんが、デジタル終活に関しては、パソコンやスマートフォンを利用している誰しもが行った方がいいものでしょう。

 

デジタル遺品の種類

スマホ内の整理

スマートフォン本体のパスワードは、家族であっても携帯会社に教えてもらうことはできません。TwitterやInstagramなどのSNSやブログを利用している場合は、それらのログイン情報も端末に残っています。生前に対策をせずにいると、家族がスマートフォンのロックを開けない、SNSの情報が漏れるなどの恐れがあるため要注意です。蓄積された画像や動画などの生前の整理もしっかりと行っておくと安心でしょう。

 

ネット銀行やネット証券の情報引き継ぎ

ネット銀行やネット証券を利用している場合は、それらもデジタル遺品に含まれます。ネット銀行や証券のパスワードも、家族であっても簡単には教えてもらうことができません。
また、ネット銀行・証券を利用していたことを家族が知らないケースもあります。後々発覚して、相続問題に発展することもあるので、口座情報も含めて事前に家族に引き継いでおく必要があるでしょう。

有料サービスの契約について考える

スマートフォンやパソコンで、有料サービスを利用している人は、登録情報もデジタル遺品の1つです。そのままにしておくと死後も料金が課金され続ける恐れがあります。業者によっては、支払いが滞ると停止されるサービスが多いようですが、利用頻度が低いものは生前に解約しておく方が安心でしょう。

すぐにできる!デジタル遺品の整理方法3つ

データの整理整頓

データを確認をする際には、必要なものと不要なものに分類し、不要だと判断したデータは、忘れないうちに削除しましょう。データが膨大なこともあるでしょうから、少しずつ始めておくことをオススメします。

エンディングノートの作成

エンディングノートとは、自分の死後に想いや願いを家族に伝えるためのノートです。家族がスマートフォンやパソコンを扱う際に、ID番号やパスワード、ネット銀行・証券の情報を書き記しておくと、残された家族へかかる負担を軽減することができます。その他にも、電子機器の保管場所をエンディングノートに記載しておくと、すぐに発見してもらえるはずです。

 

ただし、エンディングノートの保管は厳重に行いましょう。作成したことを誰かに話す際は、信用できる人のみにしておくことをオススメします。

>>>エンディングノートについて詳しく知りたい方はこちら!

埼玉県熊谷市の終活|エンディングノートが簡単に書ける4つのコツ

「追悼アカウント」の設定

「追悼アカウント」とは、FacebookなどのSNS利用者が亡くなった時に表示される故人専用ページのこと。生前に自分で設定でき、家族が移行できるケースがあります。(※現在利用できるのは、InstagramとFacebookのみ)

 

追悼アカウントになると新規投稿することができないず、生前に投稿していた記事や写真だけが残ります。家族や友人などがそれらを見ながら故人を偲ぶことができます。

 

SNS上では、故人のアカウントをそのまま放置していたことで、乗っ取られたりするケースが起きています。故人が投稿した記事や写真が消滅してしまい、貴重な記録や思い出が二度と見られない事態も少なくありません。

 

「追悼アカウント」で思い出を守ろう!

FacebookやTwitterなどのSNSを含むインターネット上のサービスは、一身専属(権利や義務が当人以外から移転しないこと)を原則としています。そのため、故人が利用していたSNSアカウントは誰も手が付けられなくなり、すべてのデータが野ざらしになるか、失われてしまいます。そうならないためにも事前の対策が必要です。

追悼アカウントの設定

故人のSNSアカウントは、放置されることが多いです。しかし、そのままの状態だと誰かに乗っ取られたり、荒らされたりする可能性があります。これを避けるために利用したいのが、追悼アカウントです。追悼アカウントに変更すると、閲覧はできる一方で、プロフィールの変更や新規投稿などの操作ができなくなります。

アカウントの削除

削除も可能です。ただし、申請ができるのは、事前に指名された人か近親者のみに限られます。各SNSによって申請方法は異なりますが、故人の死亡証明書のコピーなど、詳細情報の提出を求められることが多いです。公式サイトのQ&Aなどに故人のSNSアカウントの削除方法が記載されているので、ご確認ください。

代表的なSNSでの追悼アカウント

LINE

アカウントを引き継ぐためのサービスはありませんが、削除の依頼はできます。LINEに問い合わせ、指示に従ってアカウントを削除してください。

Twitter

Twitterに追悼アカウントはありません。しかし、遺族からアカウントの削除を依頼できますが、リクエスト後は英語でのやり取りになります。また、アカウントを削除するにあたって、死亡証明書などの書類を送る必要があります。

Twitterは第三者によるログインを禁じているので、故人の亡くなった後に退会するのは難しくなります。一番手間がかからないのは、亡くなる前に退会することでしょう。

Instagram

Instagramは、Facebookと同じように「追悼アカウントへ移行する」か「アカウントを削除する」のどちらかを選べます。申請ページにて、メールアドレスや氏名などの申請者情報を記入した後、故人のアカウント名・本名・逝去日等を記入します。また、死亡証明書も必要です。申請者は故人の近親者に限られます。

 

追悼アカウントに移ったら、一般の人は閲覧ができなくなり、アクセスできるのは友人や遺族を始めとした一部の人に限られます。また、ログイン情報の問い合わせには対応していないため、ユーザーが亡くなる前に基本情報を入手しておく必要があります。

デジタル遺品をしていない場合のリスク

家族に損失を負わせてしまう

ネット証券を利用して、FXや先物などのハイリスクな取引をしている人の家族が、事実を知らないまま相続すると気づいた頃には負債が膨らんでいる可能性があります。その場合は、負債や借金は相続をした家族にのしかかることになるでしょう。FXや先物取引などを利用している人は、大切な家族に迷惑をかけないためにも生前整理をしっかりしておくことが大切です。

葬儀に呼びたい人の連絡先が分からない

スマートフォンのロックが開けないと、葬儀に呼びたい人の連絡先が分からないこともあり得ます。スマートフォンの連絡帳は、故人の交友関係を把握できる大切なものです。開けない場合は、誰を呼べばいいのか分からず、家族が困ってしまうかもしれません。こうした事態を避けるためにも、エンディングノートの活用を検討してくださいね。

 

デジタル遺品の整理は、家族への負担を軽減できるだけでなく、悲しいトラブルを回避することにもつながります。終活と聞くと難しく感じられるかもしれませんが、データを分類するのもデジタル終活の一環です。デジタル遺品の整理を始めて、終活の第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

 

終活クラブファミールの会員登録はコチラ!

WEB無料会員とは?

終活クラブファミールの仮会員制度です。本会員と同じ特典が受けられます。仮会員有効期日までに本入会金をお支払い頂くことで、無期限で特典が受けられるようになります。終活クラブ ファミールへの本入会金お支払い前に、お亡くなりになっても「会員」として特典や割引が適用されます!(葬儀依頼時にWEB無料会員であることをお伝え下さい。)

 

また、WEB無料会員のキャンセルは無料です。万が一に備えて登録しておくことをお薦めします。

 

>>>終活クラブファミールの活き活き会員さんのご紹介記事

 

>>>終活クラブファミールの提携店リスト


閉じる