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お葬式と終活の豆知識

「供花」の読み方は「くげ」?葬儀で頻繁に使われる用語と言葉マナー

2021年7月22日

訃報とは、突然知らされることが多いもの。葬儀に参列したことがない方などは、不安な想いを感じることも多いのではないでしょうか。そこで、今回はお通夜・葬儀の参列時に知っておきたい最低限の言葉のマナーをご紹介していきます。

宗派別!葬儀・お通夜の挨拶に使いたい言葉

葬儀やお通夜の挨拶の際には、宗派にあわせた挨拶をすると好ましいでしょう。また、「参列時の挨拶を手短に済ませる」というのもマナーの1つです。

仏教

『この度はご愁傷様です。』、『心からお悔やみ申しあげます。』

キリスト教

『天に召された○○さまの平安をお祈りいたします。』、『寂しくなると思いますが、神さまの平安がありますように。』

神道

『御霊(みたま)のご平安をお祈り致します。』、『御霊様(みたまさま)安らかにしずまりませと、お祈りします。』

 

注意!避けたい忌み言葉

忌み言葉とは、「不幸が続くこと」や「不幸が重なること」を連想させる言葉のこと。忌み言葉は、縁起が悪いとされるため、葬儀の挨拶や弔辞、弔電のメッセージでは避けた方がいいでしょう。また、故人が亡くなったことについて触れる際は、相手の気持ちを慮り、「ご逝去」のような間接的な言葉に置き換えるとよいとされています。

 

葬儀において忌み言葉とされる語句の一部をご紹介

  • ◎不幸を連想させる言葉:「四」「九」「つらい」「苦しい」
  • ◎不幸が重なることを連想させる言葉:「たまたま」「度々」「重ね重ね」「次々。;」
  • ◎不幸が続くことを連想させる言葉:「続けて」「繰り返し」

 

宗教別!忌み言葉とされる語句

仏式葬儀での忌み言葉

  • 浮かばれない
  • 迷う

 

神式・キリスト教式葬儀での忌み言葉

  • 成仏してください
  • 供養
  • 冥福
  • 往生

 

豆知識!お悔やみに関わる用語として頻出する「弔」の意味・読み方は?

「弔」とは、“死者の魂をとむらう、いたみなぐさめる”という意味の文字で、葬儀用語では主に「ちょう」と読みます。“弔事(ちょうじ)”、“弔問(ちょうもん)”、“弔辞(ちょうじ)”、“弔電(ちょうでん)”、“弔意(ちょうい)”などといった単語で使われています。

 

今回ご紹介した以外にも、故人が信仰していた宗教・宗派によって、使わない方がよいとされる言葉があります。弔問前や弔電作成前に調べておくと安心でしょう。

 

あなたはどれくらい知ってる?葬儀で頻繁に使われる用語の読み方と意味

供花(きょうか・くげ)

「供花」とは、故人に供える花のことを指します。供花には、死者の霊を慰めると同時に祭壇や会場を飾る意味があります。葬儀の際は、親族や親戚一同と書かれ祭壇の両側に置かれていることが一般的です。

 

会葬者(かいそうしゃ)

主に告別式に参列する人で、ご遺族以外の方を「会葬者」といいます。原則、会葬者は喪服を着用して参列し、故人への哀悼の意を示します。お通夜に参加するご遺族以外の方を、会葬者と区別して「弔問者」と呼ぶこともあります。

 

弔辞(ちょうじ)

故人と特に親交の深かった方が代表して霊前に捧げる、“故人との別れの言葉”のこと。一般的に、喪主が故人と親交のあった会社関係の方や友人などに依頼し、作成者は弔辞を葬儀の場で読みあげます。読み終わったあとは、弔辞を祭壇に供えて席に戻るのが正しいとされています。

 

読経(どきょう・どくきょう・どっきょう)

仏教式の葬儀で、僧侶が経典を読みあげることをさします。日本の葬儀では、一般的に通夜と告別式のどちらでも読まれ、宗派によって読経の内容や時間などが異なります。

 

半通夜(はんつや)

日の変わらない内に弔問者が退席する形式の通夜のことを「半通夜」と呼びます。本来、通夜とは“故人を夜通し偲ぶこと”をさしていましたが、弔問者の都合も考慮し、近年では2~3時間ほどで終わる半通夜を行うのが一般的になってきています。

 

仮通夜(かりつや)

故人が亡くなった日の夜に行われる通夜のことを「仮通夜」といいます。葬儀の前日に行う「半通夜」や「通夜」と違い、親族や近親者のみで行われることが多く、故人と最後の夜を過ごすとともに、別れを偲ぶという意味があります。また、僧侶による読経を行わないことが多いのも特徴です。

 

通夜振る舞い(つやぶるまい)

お通夜の法要後に振舞われる会食のことで、“弔問者に飲食を振る舞うことが故人の冥福に貢献する”と考えられたことが由来とされています。参列者同士で故人を偲んだり、僧侶の法話を聞きながら食事をいただくことが一般的です。また通夜振る舞いの席ではあまり長居はせずに、頃合いをみて失礼するのがマナーとされています。

 

告別式(こくべつしき)

親族や知人が、故人との最後の別れを行う儀式のことを告別式といいます。かつては読経などの宗教的な儀式を行わずに故人を弔う式のことでした。近年では、火葬の時刻が決まっているなどの理由で、告別式の前に行っていた宗教的な儀式も同時に進行することもあるようです。

 

香典(こうでん)

元々は線香や花の代わりに霊前に供えるもので、現在は、故人へお供えする金品のことをさします。お通夜や告別式に持参することが一般的とされており、ご遺族に対して、主にお供え物の購入や負担軽減のための費用として渡されています。

 

袱紗(ふくさ)

香典を持ち運ぶ際に使う、小さな風呂敷のような正方形の布のことです。基本的に絹製のものが使われていますが、近年ではポリエステル製の袱紗もあるようです。慶事にも使用することがありますが、明るい色の袱紗は弔事にふさわしくないため、緑や紺などの寒色系のものを用意しましょう。

 

焼香(しょうこう)

仏教において、香を焚いて拝むことを「焼香」といい、葬儀の場では故人とのお別れの儀式の一つとして行われています。一般的な葬儀会場では、焼香台の前に参列者が並んで順に行う「立礼焼香(りつれいしょうこう)」が多いですが、狭い会場などでは、参列者がその場に座ったままお盆に香炉を乗せて順番に廻していく「廻し焼香(まわししょうこう)」という形式で行うこともあります。

 

箸渡し(はしわたし)

火葬後に、参列者が故人の骨を箸で骨壷に収めることをいいます。箸渡しには“故人が無事に三途の川を渡れるように”という願いが込められており、「橋」と「箸」が同音であることがきっかけで始められたそうです。宗派によっては箸渡しを行わない場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。

 

初七日法要(しょなのかほうよう)

仏教形式の供養の1つで、故人が亡くなった当日を1日目として数え、7日目に当たる日に行う法要のことをさします。故人が極楽浄土に行けるようにと実施されていますが、近年では主席者の予定を考慮して、葬儀当日にまとめて行う「繰り上げ初七日法要」や「繰り込み法要」も多くなってきています。

 

四十九日法要(しじゅうくにちほうよう)

初七日法要と同じく仏教形式の供養で、僧侶を招いて重要な法要を行います。というのも、故人は死後49日後に極楽浄土に行けるかどうか判決が下るといわれているためです。忌明け(きあけ)や満中陰(まんちゅういん)とも呼ばれていて、親族・ご遺族だけでなく、関係者も招いて大規模な法要を行うことが多いです。


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