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お葬式と終活の豆知識

行田市のお盆事情|お盆とは?時期はいつ?何をする?行田市ならではのお盆情報

2021年7月29日

そろそろお盆の季節になりますね。ということで、今回はお盆の基本のキについてご紹介していきます!行田市ならではの、お盆についてもご紹介していますので、地元の皆様には役立つはず…!です。

 

お盆はいつ?

お盆は、地域によって時期や期間に違いがあります。全国的には8月15日を中日とし、8月13日から16日にかけての4日間がお盆です。お店や会社のお盆休みはこの期間の3~4日程度を指すことが多く、土日などを含めて1週間程度の大型連休になることもあります。

 

2021年の行田市のお盆休みは下記とするところが増えそうです。

・8月13日(金)~16日(月)

 

一方、東京や神奈川の一部の地域のお盆では、7月15日を中日とした7月13日から16日になります。これ以外にも、8月下旬から9月初旬をお盆とする地域や、沖縄のように7月13日から15日の3日間までという期間の短いところもあります。

 

お盆とは

お盆とは、亡くなられた方やご先祖様が、あの世と呼ばれる世界(浄土)からこの世(現世)に戻ってくる期間のことです。故人が生前を過ごした場所、主に自宅でお迎えして、再び戻っていくあの世での幸せを祈る機会となっています。

 

お盆の起源

お盆の正式名称である「盂蘭盆会(うらぼんえ)」は、仏教の「盂蘭盆経(うらぼんきょう)」というお経に由来しているとされています。盂蘭盆経の「盂蘭盆(うらぼん)」は、サンスクリット語の「ウラバンナ(逆さ吊り)」が起源。お釈迦様の弟子の一人、目連(もくれん)にまつわる言い伝えを表しているのです。その言い伝えとは、亡き母が地獄で逆さ吊りの刑を受けていることを知った目連が、母親を救済する方法をお釈迦様から聞くというもの。お釈迦様の教えが「(旧暦)7月15日に供養する」というものだったことから、現在のお盆の風習が始まったとされています。

 

お盆の風習や過ごし方

よくあるお盆の風習

住む地域や信仰する宗派によって、お盆の風習は変わってきます。一般的には、盆の入り(盆入り)である13日に迎え火を焚いてご先祖様をお迎えし、盆明けの16日に送り火を焚いてあの世へ再びお送りします。仏壇にお盆飾りをし、14、15日には、家族と同じ食事を3度お供えすることが多いようです。これを「仏膳」と呼び、専用のお椀とお皿などのセットがあります。

 

お盆の過ごし方やすべきこと

お盆期間中は、ご先祖様を供養するために過ごします。法要はもちろん、お墓参りでお供え物をすることも、盆踊りで踊りを奉納することも、お盆の正しい過ごし方です。国の重要無形民俗文化財となっている長野県の「新野の盆踊り」、映画のモチーフにもなった富山県の「おわら風の盆」など、日本全国に一生に一度は見たい盆踊りや夏祭りがいくつもあります。

 

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お盆の関連用語

迎え火と送り火

お盆の初日に霊を迎えるために焚く火を「迎え火」と言い、見送る時に焚く火を「送り火」と言います。

 

迎え火は家の門口や玄関前、もしくはお墓で行われます。焙烙(ほうろく)と呼ばれる素焼きの平らなお皿の上にオガラ(皮を剥いだ麻の茎)を置いて火を灯して焚きます。

 

お墓参りをしてそのまま迎え火をする場合、オガラの火を盆提灯に移し自宅に持ち帰ります。自宅に到着したら、準備してある別の盆提灯に火を灯し、火を移した後の盆提灯の灯りは玄関先で黙祷をしてから消します。

 

故人を自宅にお迎えしたらもう迷子になることがないため、迎え火は消しても良いということになります。しかし、お墓で迎え火をした後その場で一度灯りを消し、自宅に戻ってから再度、盆提灯に灯りを灯す場合もあります。

 

送り火の焚き方も、迎え火と同じです。家の中で火を灯してお墓もしくは玄関先や門口まで故人を案内します。そしてお送りする場所に着いたら、黙祷をして火を消します。

 

盆提灯

お盆の時期に玄関先に吊るされる提灯を「盆提灯」と言います。盆提灯は、故人やご先祖様が家に戻られるときに迷子にならないようにと、目印の意味を込めて飾ります。

 

また、亡くなって四十九日後の初盆の時には、初めての里帰りで故人の霊が迷わないよう、目立つように白提灯を飾ります。白提灯の場合は、家族が用意し、迎え火の後に玄関や部屋の窓際や仏壇の前などに吊るします。

 

そして、白提灯は新盆が終わったら速やかに処分しましょう。送り火で燃やしてしまうか、燃やせない場合は菩提寺にお焚き上げを頼んでも構いません。

 

お盆飾りとお供え

盆の入りを迎えたら、仏壇の前に「精霊棚」や「盆棚」をしつらえて、お供えをします。お盆飾りとしてもっとも有名なのが、「精霊馬」(きゅうりで作る馬)と「精霊牛」(なすで作る牛)です。このきゅうりとなすは、お盆に故人やご先祖様の霊が家に戻ってくる際に行き来する乗り物として作られたとされています。

 

霊が戻ってくる時は足の早い馬を、帰りは牛に乗って景色を見ながらできるだけゆっくり帰ってほしい、という意味が込められています。

 

お供えには、刻んだナスやキュウリと洗った米をハスの葉などに盛りつけた「水の子」、団子を積み上げる「お迎え団子」など、様々なものがあります。初物のフルーツや野菜、おそうめん、ご先祖様の好物を供えることも多いようです。

 

初盆・新盆

四十九日の忌明け後、初めて迎えるお盆を「初盆」もしくは「新盆(にいぼん)」と言います。節目として、普段のお盆よりも盛大に行われるのが一般的です。初盆は亡くなられた方にとってはこの世へ戻る初めての機会。通常の盆の入りより1週間早く準備を進めます。

新仏さまを迷わず確実にお迎えできるようにという願いを込めて、清浄や無垢を表す白提灯でお迎えする地域が多いようです。初盆の過ごし方としては、僧侶を招いたり寺に参ったりして、法要を催すことも少なくありません。親族に連絡するなどの段取りが必要になることもあるので、早めに準備を整えることが必要です。

 

行田市のお盆イベント情報

とうろう流し納涼大会

毎年8月16日、行田市駅北側の忍川翔栄橋周辺で行われます。護国英霊・三界萬霊・有縁無縁一切のとうろうを流し、我が国の繁栄と平和の礎となった精霊の供養をするものです。一般の方も、小型のとうろうを購入し流すことができます。詳しくは行田市のHPをチェックしてみてくださいね!

 

 

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