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お葬式と終活の豆知識

一人暮らしの方必見!もしもの時に備える、今からペットのためにできること

2022年4月20日

一人暮らしでペットを飼っている人であれば、もしもの時について不安になることもあるでしょう。普段のうちからしっかり対策をすることによって、その不安も少し減ってくるのではないでしょうか。万が一の時でもペットの命を守れるよう最善を尽くしておきませんか?

 

飼育メモを常備しておく

ペットを預かってくれるペットホテルや友達が見つかった場合、その子についての普段の様子や飼い方が分かっていなければ預かり手、ペットともに大きなストレスを抱える可能性があります。万が一、第三者にペットを預かってもらえることになった時に備えて、飼育メモを常備しておくといいでしょう。

 

飼育メモの書き方6選

  1. ペットの名前
  2. 年齢
  3. 持病
  4. かかりつけの動物病院
  5. 普段の食事の様子(食事頻度、ペットフードの銘柄、好き嫌いなど)性格

 

「ペットを飼っています」カードを身につける

出先でいきなり事故や災害に巻き込まれてしまった場合、けがの状態がひどく数日意識不明の重体が続けば、家にいるペットはその間放置状態になってしまいます。ペットの命を守るためにも、自分がどんな状態になっても介抱者にペットを飼っていると知らせる必要があるでしょう。

 

例えば、財布の中に「ペットを飼っています」と書いたカードを身に着けておくといいでしょう。けが人の身元を確認するために、財布や免許証をチェックされる場合が多いでしょうから、その時にペットの存在に気付いてもらえるように表示しておくといいでしょう。「ペットを飼っています」カードは「ペットレスキューカード」とも呼ばれ、市販品のほか、無料でダウンロードできるものもありますので、是非検索してみてくださいね!

 

ペットホテルやペットシッターの情報を集める

入院や出張など、思いがけず長期不在になることもあるでしょう。そんなとき頼りになるのが、ペットホテルやペットシッターです。普段から、自宅近くにあるペットホテルやペットシッターサービスを調べておきましょう。動物病院の中には預かりサービスを行っているところもありますので、確認しておくといいでしょう。また、かかりつけの獣医さんがいる場合には、もしもの時について相談しておくのも一つの手ですね。

 

ペット仲間の人脈も活かそう

ペットホテルやペットシッターのサービスは便利ですが、空きがなかったり、料金が高額になったりする可能性もあります。
そんなときは、同じようにペットを飼っている仲間に事前に相談しておくこともオススメです。普段から飼い主同士のつながりを持つようにしておくといいでしょう。また、互いにもしもの時について話し合っておくこともオススメします。

 

飼い主以外でも飼いやすいようにしつけておく

吠えたり噛んだりするペットを預かってくれる人やペットホテルを見つけるのは難しいものです。もしもの時、ペットを第三者に預かってもらう可能性が高くなると思います。そこで、重要なのは普段からのしつけです。また他人に対して臆病にならないよう、普段から飼い主以外の人間に慣れる環境を整えてあげるといいでしょう。緊急時に預かってくれる予定のペットホテルやペットシッターが決定しているなら、環境に慣れるように普段から利用しておくといいでしょう。

 

ペットを支えるサービスを知る

ペットの将来が心配、そんな人の為にペットのための信託サービスが次々と誕生しています。信託とは自分の財産の一部を人や団体に預けて、管理したり運用したりしてもらうことです。信託のシステムは障がい者や高齢者の財産管理、お金を増やすための投資などさまざまな目的で使われています。

 

ペットのための信託サービスは、飼い主に万が一のことがあった場合、あらかじめ信託会社に預けていたお金や保険金を将来のペットの養育費に充てられます。信託を利用することで、一人暮らしの人でもペットの将来に備えることができるものです。ペットのための信託サービスは、行政書士、NPO等が取り扱っています。取扱い団体ごとに内容が異なりますので、信頼性は十分か、自分のペットにあった内容になっているかなどをよく見てから加入を検討しましょう。


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