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お葬式と終活の豆知識
埼玉県熊谷市のお葬式|どれくらい知ってる?葬儀におけるメイクマナー
2021年10月22日
葬儀の際のメイクについて迷われる女性も多いのではないでしょうか?お葬式に参列するときのメイクは、故人や遺族、他の参列者にもできるだけ配慮しておきたいところですよね。今回は、葬儀にふさわしいメイクについて解説していきます。
葬儀のメイクマナーについて詳しく知ろう!
葬儀における「片化粧」とは?
「片化粧」とは、控えめで全体的に色味が薄いメイクのことで、薄化粧と同じような意味です。
葬儀のメイクマナーとして存在する「片化粧」は、しっかりメイクをしながらも、そうとは見せないナチュラルメイクとは異なります。
葬儀におけるノーメイクはマナー違反
ノーメイクも葬儀では、マナー違反となります。理由としては、フォーマル感に欠けるためです。お葬式の参列に派手なメイクは論外ですが、手抜きもまたNGです。故人への哀悼を表すためにも、最低限の身だしなみをしましょう。
葬儀でのメイク方法
①ベースメイク
ファンデーションは艶感を抑えましょう
艶感のあるベースメイクは、葬儀のメイクマナーに反しています。マットな肌を作るには、パウダータイプのファンデーションがおすすめです。リキッドタイプの場合は、プレストパウダーで艶を抑えます。ラメ入りのファンデーションは使用しないようにしましょう。
チークは基本的に使いません
チークは血色が良くなり必要以上に健康的に見えるので、葬儀の場にふさわしくないでしょう。顔色が悪く見えてしまう場合は、肌に近い色のチークを薄く使いましょう。ファンデーションと同じく、パールやラメ入りのチークはNGです。
ハイライトも基本的に使わない
立体感を出すハイライトは明るく活発に見えるので、葬儀の場にふさわしくありません。ベースメイクは、あくまでも葬儀に参列することを念頭に置いた上でアイテムを選び、艶を抑えることが大切です。
②アイメイク
アイシャドウはナチュラルカラーを選びましょう
片化粧では、アイシャドウも基本的には使わないようにしましょう。特に濃い色や派手な色、明るい色のアイシャドウはマナー違反です。ただし、顔色が悪く見えたりする場合は、ナチュラルなブラウン系かベージュ系を使うようにするといいでしょう。その場合でも、ラメやパール入りは控えておきましょう。
アイラインは基本的には使わない
葬儀でのメイクマナーでは、目元をぱっちりとさせるアイラインも基本的には使いません。使う場合は、さりげなく少量でラインを細く書きましょう。カラータイプは、派手な印象を与えるので避けてください。
マスカラはウォータープルーフ
マスカラも基本的には使いませんが、使う場合は一度塗り程度に。まつげのボリュームや長さを出し過ぎると華やかな印象になってしまいます。
③リップメイク
本来、片化粧では口紅も塗らないことがマナーとされていましたが、顔色が悪くなることもあるため、近年はリップメイクもマナー違反ではなくなりました。
葬儀のシーンでのリップメイクは、派手な色や明るすぎる色、ラメやパール入りは避けましょう。また、慶事を連想させる「紅色」は使いません。おすすめのカラーは、ベージュピンクなどナチュラルな色です。
葬儀でのメイク以外の身だしなみ
ネイル・香水のマナー
ネイルは、従来のメイクマナーでは基本的に使わないものと認識されていましたが、クリアやベージュなどシンプルなネイルの場合は問題ないとされています。ただし、あくまでもきちんとした印象を与えることが目的なので、ネイルのデコレーションはない方が望ましいでしょう。簡単に落とせないジェルネイルをしている場合は、手袋で爪を隠す方法もあります。
また、香水は華美なイメージがあるため基本的に使用しないことをオススメします。
髪型のマナー
葬儀に参列するときの髪型は、清潔感があること、派手ではないこと、まとまっていることが重要。弔事はフォーマルなシーンなので、きちんとした髪形が推奨されます。
ヘアゴムも派手な色は避け、髪色に合わせた黒や茶色を使いましょう。髪を束ねる場合は、耳よりも下のラインで結ぶと落ち着いた印象になります。
亡くなった人を悼み最後のお別れをする葬儀では、メイクに関してもマナーを守って参列することが重要です。身だしなみを守った上で葬儀に参列し、故人と最後のお別れをしましょう。