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お葬式と終活の豆知識

ファミール独自インタビュー|行田市忍・駒形・和田のお寺情報3選

2021年8月11日

(株)ヨコカワのスタッフが、行田市内の寺院を訪問し取材し発信していく「行田市のお寺情報」。今回は、行田市忍・駒形・和田のお寺情報をご紹介します。

 

①蓮華寺 日蓮宗 妙法山

古くからの歴史ある蓮華寺

日蓮宗寺院の蓮華寺は、当初は小見にあり真言宗薬師寺と号していました。文永11年(1274年)、佐渡配流の宗祖日蓮上人へ、幕府の赦免状を届ける旅の途中の日朗上人がこの薬師寺に一夜の宿を乞い、住職は日朗上人との会話の中で妙法の真髄に深く感銘。感服して法華経に帰依し、日朗上人に寺を奉献し、そのことを歓んだ日朗上人は即座に妙法山連華寺と改名し、ここに蓮華寺は開山となりました。

 

その後戦国時代になって、忍城主松平忠吉(尾張徳川家始祖の先代)の命によって、文禄年中(1592~1596年)に寺を今の忍(北谷)に移し、忍城鎮守として第十世日深上人を中興の祖としたとのことです。

 

大正15年、22世大僧正日輝上人は、本堂、大黒天堂の新築等を行い寺観を一新した後、その後の歴代の上人たちの手によって本堂、鬼子母神堂の屋根の修復や客殿の新築、無縁仏、供養等の建立等がなされ、法門大いに賑わい現在に至っているそうです。

 

 

寺院内には、御本尊 立正大師日蓮人読経像・釈迦如来立像・大黒天像・狩野昌運筆の涅槃図などが寺宝として葬られています。

 

 

山門をくぐって進むと、左手に「孝子父母」の石碑や、小見から移された開山当初のままの石碑が数点並び、その奥には稲荷堂、日朝堂、大黒天堂、そして右手に鬼子母神堂、正面の本堂へと続きます。本堂内に入ると、日常の喧騒から離れた、厳かな空間に包まれ、身の引き締まる思いがしました。

 

左:稲荷堂 右:日朝堂

 

年中行事としては、5月 花祭り、8月 施餓鬼、11月 お会式、などが行なわれており、2月の節分の際には、普通の節分の豆まきとは少し違い、蓮華寺には鬼子母神様が祀られているため、「鬼は外」とは言わず、「福は内」を3回唱えながら豆をまくそうです。

 

鬼子母神堂

現在は、第24世田中久文住職。古くからの歴史ある蓮華寺を、今もなお大切に守り続けていらっしゃいます。

 

蓮華寺

埼玉県行田市忍1-1-9 

℡048-556-2727

②大蔵寺 臨済宗妙心寺 鷲峰山

歴史を感じる事のできる装いのまま残る

 

大蔵寺(だいぞうじ)は、臨済宗妙心寺派(京都市右京区花園妙心寺町)に属し、本尊は釈迦三尊像、開基は藩祖松平下総守源忠明公、大和国郡山時代寛永年(1623)の創建、開山は大本山妙心寺龍泉派松陰宗獄禅師で勅諡され、真覚諦観禅師を号した。

 

奥平貞能公肖像

 

藩祖忠明公の祖父は奥平美作守五代貞能(1527年~1598年)である。天正三年(1575年)嫡男である信昌の守る長篠城が武田勝頼の攻撃を受けた事を機に勃発した長篠の戦いでは、武田方の砦を攻める別働隊の道案内役を務め、織田・徳川連合軍の勝利に貢献。その後隠居して、天祥19年(1591)には、天下人となった豊臣秀吉の相談相手に取り立てられ伏見(京都府京都市)に移住し、7年後に62年の生涯を終えた。

 

その貞能の供養所として山号『鷲峯山』・寺号『大蔵寺』を建立した。

 

現住職 中川元昭住職

 

奥平・松平家の移封に従い、寺地を移転し、文政六年(1823)に当地へ移転しました。客殿などは3年前に建て直され、本堂内は梁の修復などは行われているが歴史を感じる事のできる装いのままとなっています。毎月、第2・第4日曜日の午後6時から座禅会が行われており(8月と2月はお休み)事前にお寺に連絡を入れて頂ければ、初めての方もご参加頂けるとの事です。

 

大蔵寺

行田市駒形1-4-26

℡048-556-5470

 

③宝珠院 真言宗智山派 和光山

本堂内から観た外の眺めが心落ち着く宝珠院

 

宝珠院の創立についてはあまり明らかにされてはいませんが、永仁六年(1293)の板碑の破片が見つかっている事から、その当時には御堂があったと考えられています。開創は1540年頃で、最初のご住職が死去された記録が残っています。熊谷市の一乗院の末寺でもあるそうです。

 

寛文三年(1663)秀意住職の時、豊後(大分県)より諸国巡拝に廻っていた満海上人が訪れ近在の人々の苦悩を救い、その地で入寂。

 

 

寺には上人自らが石を削ってつくったお地蔵様が「満海地蔵尊」となって奉安され、その189年後、第一八世光恵住職が病を癒すご利益があると広め、その際につくられて実際に使用された版木が残されています。今でも地元の方には「イボ地蔵様」として親しまれています。

 

 

また、昭和41年に本堂修築が行われ本尊を移す際、台座下より長覚院良成道枢・道栄・道栄の三名筆の「光明真言経」百巻が見つかり、一巻が7mほどの和紙に経文が繰り返し書かれており、現在も寺宝として大切に収められています。

 

 

現在は第27世内藤賢秀住職。ご住職も気に入られていると話されていた本堂内から観た外の眺めは、境内の苔・山門の外の田園・青い空が広がっており、心が落ち着く景色でした

 

真言宗 宝珠院

行田市和田

℡048-556-7395


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