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葬儀と終活の豆知識
【保存版】メモリアル彩雲(熊谷市火葬場)で火葬をするには?喪主が知るべき全手順

1 メモリアル彩雲とは?熊谷市火葬場の基本情報
熊谷市で火葬を行う際、最も多く利用されている施設が「メモリアル彩雲(熊谷市火葬場)」です。熊谷市が運営する公営の火葬場で、埼玉県北部の中核的な火葬施設として、地元住民を中心に広く利用されています。
■施設概要
- 〇所在地:〒360-0813 埼玉県熊谷市大字円光2-9-40
- 〇アクセス:車・バスともに便利、駐車場完備(乗用車290台/バス5台)
- |🚆JR高崎線「熊谷」駅 タクシー 15分
- |🚌熊谷駅バス「停肥塚報恩寺前」下車徒歩約5分/「大原一丁目」下車徒歩約2分
- |🚗関越自動車道花園インター 車 20分
- 〇設備:火葬炉、待合室、控室、収骨室など。バリアフリー対応(高齢者や車椅子利用者にも配慮された設計)
- 〇利用時間:午前9時~午後4時(要予約)
- 〇休業日:年末年始、設備点検日は要確認
※居住地によって利用料金が異なるため、予約時に本人確認書類の提出が必要になることがあります。
※火葬には事前予約が必須です。休業日は年末年始や設備点検日などがありますが、最新情報は熊谷市の公式ホームページまたは市役所窓口で確認するのが確実です。
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2 火葬を行う前に必要な準備
■ 火葬許可証の取得方法
まず必要なのが「火葬許可証」です。これは、死亡届を市区町村役場に提出した際に交付される書類で、火葬を行うために必須の証明書です。葬儀社が代行する場合もありますが、喪主として手続きが完了しているかを必ず確認しましょう。
■ 火葬予約の手続き
火葬場は基本的に完全予約制です。予約はファミール熊谷が代行しますが、希望日時が混み合うこともあるため、なるべく早めに相談・手配することが重要です。
※なお、メモリアル彩雲の予約状況は、熊谷市の火葬場受付センターや葬儀社を通じて確認できます。
■ 喪主としての事前準備(書類、遺体の搬送など)
- ・ご遺体の保全(火葬の日までドライアイス等の処置)
- ・必要書類の準備(火葬許可証・予約確認書など)
- ・ご遺体の棺や納める副葬品の確認(燃えにくい物はNG)
- ・当日参列者の人数確認と案内
■ 必要な持ち物と注意点
- ・火葬許可証(原本)
- ・骨壷・骨箱(ファミール熊谷が準備)
- ・参列者用の飲み物や簡単な軽食(待合中のため)
注意点として、火葬許可証を忘れると火葬が行えませんので、必ず事前に確認しておきましょう。また、副葬品は制限があります(ガラスや金属製品は不可)ので、事前にファミール熊谷や火葬場に確認するのが安心です。
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3 メモリアル彩雲での火葬当日の流れ
火葬当日は、遺族にとって精神的にも体力的にも負担が大きくなるため、当日の流れを事前に把握しておくことが重要です。ここでは、メモリアル彩雲での火葬当日の一般的な流れをご紹介します。
1.到着から受付の手順
火葬当日は、予約時間の30分前を目安に現地に到着するようにしましょう。到着後、火葬許可証を受付に提出し、火葬手続きの確認を行います。
案内係のスタッフが控室まで案内してくれるので、遺族や参列者は控室で待機します。控室にはお茶や簡単な飲食が用意されている場合もありますが、必要に応じて軽食を持参しても問題ありません。
2.告別と納棺の確認
火葬が始まる前に、最後のお別れの時間(告別)が設けられます。ご遺族は棺の蓋を開けて故人にお花を手向けたり、声をかけたりする時間を持てます。副葬品を納める場合は、このタイミングで確認してください。
※燃えにくい物(ガラス、金属、プラスチック類)は火葬の妨げになるため、避けてください。
3.収骨(拾骨)
告別後、職員が棺を火葬炉へ搬送します。火葬が始まると、1時間半〜2時間程度の待ち時間が発生します。ご遺族は控室や待合室で休憩をしながら、待つことになります。この時間に、軽食をとったり、僧侶による読経などを行うケースもあります。
4.収骨(拾骨)
火葬が終わると、収骨室に案内され、遺骨を骨壷に納める「収骨(しゅうこつ)」を行います。骨壷や骨箱はあらかじめファミール熊谷が用意しております。
地域の風習により、全骨(すべての遺骨)を拾うか、一部の遺骨のみを拾うかが異なる場合もあります。熊谷市では一般的にすべての骨を拾う「全骨収骨」が行われています。
5.解散
収骨が終わったら、現地解散となります。骨壷は、その後納骨堂やお墓へ移動させることになりますが、これは火葬当日には行わず、後日改めて実施することが一般的です。
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4 料金と支払い方法
1.施設の使用料(2025年時点)
2.支払いのタイミングと方法
料金は市役所へ申請手続き時に現金支払いを行います。
3.控除や補助金の有無・活用方法
熊谷市では、特定の条件を満たす場合に葬祭費の補助(国民健康保険加入者対象)が受けられます。2025年現在、支給額は50,000円程度です。
- 🔹領収書の原本(火葬費用または葬儀費用)
- 🔹火葬許可証の写し
- 🔹印鑑・口座情報・身分証明書など
申請先は熊谷市役所の保険年金課です。申請には期限(葬儀後2年以内)があるため、忘れずに行いましょう。
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5 よくある質問と注意点
メモリアル彩雲を利用する際、喪主として知っておくと役立つ「よくある質問」や「注意点」をまとめました。スムーズな火葬の実施と、トラブルの防止にお役立てください。
Q1. 混雑する時期はある?
料金が発生する場合、通常は予約時または当日に現地で支払いを行います。支払い方法は以下の通りです
年末年始やお彼岸、盆の前後などは、葬儀件数が増えるため、火葬場の予約が取りにくくなります。特に週末は希望が集中しやすい傾向にあります。
ポイント:葬儀の日程が決まり次第、できるだけ早くファミール熊谷を通じて火葬の予約を入れましょう。
Q2. 他の葬儀施設や霊安室との連携は?
ファミール熊谷は、メモリアル彩雲との連携経験が豊富です。火葬場への搬送、スケジュール管理、書類準備などを一括して対応致します。なおファミール熊谷は、熊谷市斎場・メモリアル彩雲の登録提携店です。
また、火葬までの間、ご遺体を保管するための「霊安室」や「安置室」の手配も事前に相談しておきましょう。
Q3. 副葬品の注意点は?
注)ガラス、金属、プラスチック、電池類、スプレー缶などは絶対に入れてはいけません。
注)火葬炉の破損や爆発事故の原因になります。
お花や手紙、折り紙、小さな思い出の品など、燃えやすく安全な物を選びましょう。不明な場合は、火葬場や葬儀社に事前に確認を。
Q4. 喪主としての心構えは?
火葬は、故人との最後の時間です。心の整理がつかない中で慌ただしく進行しますが、焦らず、丁寧に、ひとつひとつ確認しながら対応することが大切です。
万が一分からないことや不安があれば、遠慮せずにファミール熊谷のスタッフに相談しましょう。「わからないことを聞くことも喪主の務め」と考えておくと、気が楽になります。
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