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《社長コラム》お葬式の大切さを守りつつ、あたたかみのある家族葬を

2014年4月13日
《社長コラム》お葬式の大切さを守りつつ、あたたかみのある家族葬を

3月、当社にとって3つめの式場としてオープンした
家族葬専用式場ファミール行田〔駅前ハウス〕。
毎週の見学会・相談会には
ご近所の方をはじめ、毎回たくさんの方が訪れ、
式場の見学と当会への入会を頂いております。
そしてさらに地元行田市谷郷地区・栄町地区の方のお葬式を
すでに数件施行完了させた。

 

これだけ早く地元の皆さんに受入れられた理由は、
いまや一つの選択肢になっている「家族葬」を
「安くて簡単な葬儀」ではなく
「シンプルで、温かみのある葬儀」として捉えていること、
それに沿って式場をきちんと整備し
携るスタッフも軸をぶらさすことなく
お客様に対応しているからだろう――と自負している。

 

では、株式会社ヨコカワのスタッフが
家族葬専用式場ファミール行田で
どのような「軸」を指標としているのか――。

かつてお葬式というと、
たくさんの人が集まり、賑やかなもの…だった。

訃報を聞いて、ご近所がお手伝いに集まり、
故人と縁(ゆかり)のあった地域の人たちが
ひっきりなしに弔問に訪れる。
「あんな人とも知り合いだったのか…」と、
生前の意外な関係を知ることもあった。

お通夜の食事のときには、
普段お付き合いの少ない親戚縁者も揃うことで、
亡くなられた人の思い出話に、
深夜まで語りあったことも多かったはず。

それがいつのまにか、
お葬式は世間体やしきたりが重視され、
お金のことばかりに目がいくようになってくる。
その反動からか
「とにかく簡単に済ます。お坊さんもいらない」
という風潮が増えつつあるのが現在だ。

核家族と高齢化、
長引く不景気と社会への不安、
宗教の形骸化と業者への不信、
理由は他にもある。

だが、時代がどんなに変わっても
人間が人間を弔うという気持ちは変わらないはずだ。
亡くなった人の冥福を祈らない人間はいない、と信じている。

葬儀の意義、それは
『死者が安らかに眠りにつくことを願い、送り出すこと
遺された人々が悲しみを分かちあう場と時をつくる』ことだ。
そして故人の冥福を祈るために宗教があり
遺族に寄り添うために地域や社会があるのだと思う。

これまで脈々と受けつがれてきた風習や慣習は
決して意味がないものではなく
お葬式の2日間は
故人と向き合うことで「死」を受入れるための時間だし、
儀式は弔問者を迎え、香典という経済的な支援を収集する場でもあった。

祈りを否定し
時をかけることを止め
場を狭めることは
故人の生きた証を無視し
遺された人の気持ちを凍結することになる。

葬儀の意義と価値を伝えるべき地元の葬儀社として
それは許すことはできないし
少なくても、ここ行田からは、そのような心のない、寂しいお葬式を出したくない。

※ ※ ※ ※ ※

家族葬専用ファミール行田では
『家族の気持ちを大切にした、故人を主役とする、あたたかいお葬式』
を何よりも一番に大切にしている。
そのため以下のテーマにそった3つのサービスを実施している。

1 時間
ファミール行田は1日1家族の貸切式場。
家族や兄弟といった近親者だけで、誰にも気づかうこともない。
ホテル並みのベットルームに浴室も利用できるので、
通夜の式の後、時間を気にせずゆっくりと、過ごせることも可能だ。
最後の夜は、故人と向き合い、無言の会話を交わして頂きたい。

2 思い出
ファミールの式場には、いわゆる「祭壇」はない。
それはお葬式の主役は「故人」であり、
式場は故人を中心にお花を供えたり、
思い出の品で囲んであげたいという考えからだ。
故人が眠る棺の廻りには、本人が愛用していた服や、趣味の物、
家族や友達との古い古い写真が飾られる。
それらを見た参列者から、故人との思い出が語られ、懐かしく偲びつつ、
遺族は生前に本人が培ってきた人と人の縁を、あらためて知ってもらいたい。

3 感謝
亡くなった人を送り出す最後の時、
「何かしてあげたい」
「安らかな冥福を祈りたい」
と思うのは家族なら当然である。
告別式、読経が終わり、棺の蓋を閉めるとき、
ファミールでは家族に
「手紙」や「色紙」を棺の中に納めてもらっている。
そこには故人に向けて感謝のメッセージが記してある。
子どもや孫が前日の通夜の時に用意したもの。
雑務に追われることもなく、
ゆっくり過ごせる家族葬だからこそ出来ることだ。
他にも、あの世に無事に旅立たれるようにと、
純白の折り紙で鶴を作り、棺の中に供える家族もいる。

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これ以外にも家族の要望を汲んだサービスを展開中だ。
そしてファミール行田は、サービスだけでな、
「会員専用」
「定額料金で追加なし」
と約束することで、安心と信頼を得ている。
これからもファミール行田は、

お葬式本来の大切さを見失うことなく、
「小さくて、あたたかい家族葬」を
行田市地域の皆様へ理解を求めていくつもりだ。

※ ※ ※ ※ ※
株式会社ヨコカワ
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