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【社長コラム】君、君たらざれば、臣、臣たらず

2019年4月29日
【社長コラム】君、君たらざれば、臣、臣たらず

春の陽気と重なり、世は10連休と改元で少し浮足だっているようなムードだ。
そんななかでも葬儀社に休みはなく、
当社も毎日、お葬式とイベントで社員が出勤している。
人手不足でどの経営者も嘆いているなか、
こんな小さい会社なのに、自分は本当に恵まれているなあ、と感謝している。
そして、己のように才知に長けているわけでも徳もない経営者のもとで、
土日でもイヤな顔をせず社員に出勤してもらえるようにするには、
経営者が模範となって、仕事に臨む姿勢を示さなければならない、と思っている。
つまり、社員が努力してくれる会社の環境になるためには
「社長自身」がそうならなければならない、と覚悟している。
君、君たらざれば、臣、臣たらず
斉の国主へ宰相の菅子が君主たるものの姿勢を説いた言葉で、
自分が拳々服膺している名言の一つだ。
君主が君主としての責任を果たさなければ、臣下はその職分を忘れる。
上に立つ者がその地位にふさわしくない行いをすれば、下の者は分に過ぎた真似をする。
上下の気持ちが一致しなければ、命令は守られない。
君主の進退が法度にかなっていなければ、政令は下に行き渡らない。
君主たるべき責任を果たさずにいながら、
人民から報いられることのみを期待しても、それは不可能というものだ・・・と続く。
子が親の鏡であるように、社員は社長の鏡である。
そして、会社は経営者の器以上に、大きくならない。
社員がやる気と能力を発揮させられるように、
物理的にも、精神的にも会社の環境をつくることが経営者の仕事であり、
世の中が浮足立っているときこそ、見せ場である。

株式会社ヨコカワ 横川英士
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