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活き活き会員さん01|千古の恋。行田に古代ロマンを求めて〜田代敬二さん〜

2016年7月23日

長寿社会の今、退職し、子育ても終わった余生こそ、「人生の収穫期」。今まさに、活き活きと生きがいに満ちた会員様をご紹介!今回は、田代敬二さんをご紹介致します。

千古の恋。行田に古代ロマンを求めて

行田生まれ、行田育ちの田代敬二さんは昭和7年生まれの現在84歳。行田進修館高校(旧行田高校)を卒業後、布団店を営みながら行田のまちづくりに積極的に取り組まれ、行田商工会議所で30年間の議員活動や、第4代行田青年会議所理事長を勤められるなど公職を歴任。故郷行田の町の活性化に貢献し、たくさんの方に影響を与えてきた、まさに「街の名士」です。

 

今から30年前の1988年、政府が各市町村に対し地域復興の為に一億円が交付された「ふるさと創生一億円事業」。行田市では、市の花となった古代蓮(行田蓮)をシンボルとする公園「古代蓮の里」の発案や、さきたま地区の住民が主体となって運営されている「さきたま火祭り」の事業にも田代さんは大きく関わっていらっしゃいます。

 

26年前には、「戦後失われた日本人の美質」「勤勉・正直・親切・謙虚・素直・感謝といった徳目」の作興を目指して「進脩塾」を創設され、毎月一回、現在二百回を超える回数の講座を開かれています。

 

平成28年2月13日付の埼玉新聞には、田代さんが作詞をなさった行田を舞台にした歌「紅津子千古の恋」についての記事が掲載されていました。

 

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作詞のきっかけは、多くの人から「行田の代表となるような歌をつくってほしい」という声があった事からだったそうです。稲荷山古墳から出土した鉄剣が修復後、国宝になって行田に戻ってきた時期と、地中深く眠っていた古代蓮(行田蓮)の実が目覚め開花した時期が、今から約30年前のほぼ同時期だった事に、田代さんは何か意味があるのではないかと思ったそう。

 

そして、鉄剣と古代蓮にワカタケルと古事記にある赤猪子の姿を重ね創作された「古代蓮物語」を元に、3年前に鑑賞した花柳寿々司郎先生の舞踊劇にインスピレーションを受けて、歌詞が創られました。

 

ワカタケルから一株の蓮の根を渡された紅津子の死とともに蓮は絶え、蓮の精も眠りについた…と思われたが、千古の時が流れ、さきたまの古墳から一振りの剣が発見されると、美しい一輪の蓮の花が開いた。これを土地の人は紅津子の輪廻転生だといった―――という内容の歌詞で、先月十一日に、進修館高校の合唱部が歌い初披露され、田代さんは、今回は清純な高校生の歌声でイメージ通りの合唱となったが、この他にも独唱で、多くの方に口ずさんでもらえるような歌にもなってほしいと話されていました。

 

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今回、田代さんにお話を伺って、行田の歴史についてや、町を活性化する取り組みとしてどのような事が行われてきたか、また、教育の大切さ重要さを教えて頂きました。今後も、地元行田で行われている取り組みなどに積極的に目を向けていきたいと思います。

 

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